米国発で自然志向のアイスクリームブランド「ベン&ジェリーズ」は、2月9日の東京都知事選に向けて、投票に行くと宣言した人全員にスモールサイズのアイスをプレゼントする。若い世代に政治の重要性について関心を持ってもらうのが目的だ。(オルタナ副編集長=吉田広子)
ベン&ジェリーズは、2012年4月に日本に上陸し、ユニリーバ・ジャパンが展開している。このキャンペーンは、2013年7月に行われた参議院選挙に続いて2回目だ。
ウェブサイトでは、「後悔しないように選びましょう。アイスクリームも、東京の未来も」と選挙への参加を呼びかけている。
参加方法は、まず、サイトで、チョコレートファッジブラウニーやトリプルキャラメルチャンクなど18種類のなかから好きなフレーバーを一つ選ぶ。その後、フェイスブックページにある投票宣言文の「いいね」ボタンを押す。
その画面をベン&ジェリーズの店舗で見せると、選んだアイスが無料でプレゼントされる仕組みだ。ららぽーと豊洲店、表参道ヒルズ店、コピス吉祥寺店の都内3店舗で実施される。
ベン&ジェリーズは、1978年に米バーモント州で生まれた。チョコレートやフルーツがゴロゴロと入った独特の食感とナチュラルな美味しさで、開店後すぐに人気の店となった。
企業理念として「ソーシャルミッション(社会的使命)」「プロダクトミッション(最高品質のアイスを製造・販売する使命)」「エコノミックミッション(経済的使命)」の3つを掲げる。
締め切りは2月9日正午、引き換え期間は2月9日から2月16日まで。