ソーラークッキングはレンズや反射鏡を用いて集めた太陽熱を利用した調理法だ。

海外では砂漠化や森林破壊で薪が不足する地域での自然エネルギー利用としての実践例もある。一方で、ソーラークッカーは見た目が派手なため、日本では自然エネルギー利用の環境教育、理科教材としてもひっぱりだこだ。

ソーラークッカーには手作り可能な小型のものから、集光や断熱を考えた本格的なものまであり、種類が豊富だ。傘のようなパラボラ型、断熱箱を使った熱箱型、最小反射面9面から出来る多面体集光型などがあり、様々な調理ができる。ケーキやポップコーンなどのお菓子作りから炊飯まで、ほとんどの調理が可能だという。環境イベントなどで使ってみるのも面白いだろう。(オルタナS特派員 きっこう伊藤)


■参考URL:日本ソーラークッキング協会
http://www.geocities.jp/jscajp/