快晴の3月15日、東京ドイツ村で日本初開催となるThe Color Run(カラーラン)が開催された。「地球上で最もハッピーな5km」をコンセプトに、ランナーたちはカラーパウダーを浴びながら走った。世界で200万人が参加したほど人気を博し、当日は真っ白なウエディングドレスやタキシード、カラフルなチュチュなど、思い思いの格好をしたランナーが集まりにぎわった。(オルタナS副編集長=池田真隆)

辺り一面がカラフルに彩られる

同大会には、動物実験をしていない方法で製造した総重量2.1トンものカラーパウダーが使用された。提供したのは、オフィシャルスポンサーのラッシュだ。「化粧品の動物実験に反対」とメッセージを込め、先着150人のランナーにウサギのカチューシャを配布した。

ウサギのカチューシャをつけたランナーたち

ただ走るだけでなく、ボランティアスタッフがランナーにカラーパウダーをかけたり、ランナー同士でかけあったりもした。マラソンがスタートすると、コース一体が赤や青、緑に黄色などカラフルに彩られた。

ランナーとして参加した丸田千果さん(27歳・会社員)は、「競争ではなく、カラフルなパウダーを浴びながらハッピーに走る、その意味が走ってみて実感できた」と話した。