9月9日~11日にかけて、国内最大規模の合同展示会「rooms29」が開催された。ファッション・服飾雑貨を中心に、プロダクト・アート・地場産業など、あらゆるカテゴリーの約500ブランドが集まった。エシカルファッションを展示するエシカルエリアには過去最大の40ブランドが並んだ。(オルタナS副編集長=池田 真隆)
セクシーなエシカルファッションブランド「インヒールズ」の商品。透明度の高いクリアカラーのパーツにバーコードが刻印されたデザイン。さりげないアクセントとしても活用できる。
こちらもインヒールズの商品。カンボジアの現地NGOと組み、同国の地雷からつくったアクセサリー。発売は今年末ごろの予定。
フィリピン・北ルソン島の伝統技術でつくられたアクセサリー。ブランドは、エダヤ。自然素材を使い、楽器や狩猟具などがデザインのモチーフ。写真の商品は、127,440円(税込)。
服を製造するさいの残った布を使ってアパレル雑貨をつくるファム。写真のアイフォンケースは、残布を一枚いちまいパッチワークでつなぎあわせてできている。障がい者施設でつくられており、雇用を生んでいる。2,800円。
国産材を使った木製品の開発・普及を進めるキザラ。写真のメモ帳は、松の木を薄く削ってできている。木の削りだしから、組み立てまで職人の手作り。紙からは、木の香りがただよう。480円~。
コットンの100%の手編みでつくられたフライングディスク。柔らかいので、折りたたんで持ち運べ、当たっても痛くない。中南米のグアテマラ・マヤ族のハンドメイド。ポケットディスクは1枚1400円~。
フィリピンのゴミ山(スモーキーマウンテン)地域に住むお母さんがつくっているブランド「フェリーズ」。アクセサリーに使う貝はフィリピンの海で採れたものを使用。価格も5000円ほどで、リーズナブル。
フィリピンのバナナの木からつくられた帽子。木の幹の内皮を裂いて細い繊維を取り出し、紡糸、染色、織りを職人が行ってつくる。ブランドは、ABACA BY DSO。色も20種類以上ありバリエーション豊か。
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