私は、セネガルの貧困解決に向けた旅行ガイドブックを制作するための費用を、クラウドファンディング「readyfor」で集めています。本プロジェクトでは、日本初のセネガルのガイドブック制作により日本人旅行者を増やし、セネガルの観光業従事者の貧困削減に繋げます。コンセプトは「旅行にもビジネスにも役立つ一冊」。150ページぐらいの電子書籍で、タイトルは仮ですが『アフリカ旅行ガイドブック・セネガル』にしようと思っています。(寄稿・アフリカ商会代表・山田 一雅)
7つの世界遺産、そしてピンク色の浮ける湖『ラック・ローズ』、Petite Côteのビーチリゾート。日本では知られていませんが、セネガルには沢山の観光地が存在しています。塩分濃度が非常に高く「浮ける湖」として有名な「死海」。ラック・ローズはその死海よりも塩分濃度が高く、楽々水の上に浮く事ができます。加えて特徴的な水の色。観光地としては死海よりも魅力があるはずなのに、残念ながら日本では全然知られていません。
観光白書(国土交通省発行)にもセネガル国内にも日本人のセネガル観光人数のデータは皆無。セネガルへの日本人旅行者はそれほど少ないのが現状です。旅行ガイドブックを作りセネガルの観光情報を広める事でこの状況を変えていきます。
ビジネスパーソンを意識した内容では、セネガルの商習慣や法人設立手続きなど実務で役立つ情報を掲載予定です。また食品、マイニング、産業用機械、ファッションや音楽など様々な展示会・イベントなどの概要や開催時期なども掲載したいと思っています。
ガイドブック制作過程を継続的にwebで発信。完成後は来日し、日本各地でのセネガル観光説明会を開催したいと思っています。現在制作費用は集まりましたが、説明会をはじめとする宣伝活動のための費用が不足しています。
個人に加え企業のご支援も募集中。ご支援企業様にはガイドブックへの広告掲載やアフリカならではの記事広告の制作、セネガル全国の取材期間中の製品の利用と宣伝、そして説明会時の宣伝などをさせていただきます。CSR活動の一環としてwebページなどにもご掲載可能です。
最新のデータによれば、現在セネガルの観光業従事者人数は狭義で13万人、広義(タクシーやレストランなど間接的な恩恵のある人を合わせた人数)では「30万人」。この人数は「セネガル全体の雇用の「10%」に及びます。セネガルの人口は約1400万人。従事者の方のご家族を含めると数百万人へ影響を与えられるこのプロジェクトを少しでも広げていきたいと思っています。
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