三井不動産レジデンシャルは11月26日、日本橋三井ホール(東京・中央)でMirai Mansion Meeting(ミライマンションミーティング)を行う。都心では約半数の人がマンションに住んでいる。マンションのコミュニティが変われば、地域社会にどう影響を与えるのか、来場者300人で話し合う。(オルタナS副編集長=池田 真隆)
同イベントは、3つのセッションから構成される。セッション1では、同社の藤林清隆社長、三井不動産レジデンシャルサービスの岩田龍郎社長、建築家の藤村龍至氏が登壇する。国内外の都市や集合住宅を事例に、未来のマンションのあり方について話し合う。
セッション2では、ena AMICE代表の蛯原英里氏、チームラボ代表の猪子寿之氏、issue+design代表の筧裕介氏が登壇。マンション居住者が抱える悩みを共有し、その課題をどのように解決できるのか話し合う。モデレーターは、十数年に渡ってコミュニティ研究をしてきた、三井不動産の川路武氏が務める。
セッション1とセッション2の間には実際の物件で入居のタイミングに行われている「入居あいさつ」を模擬体験できる。
セッション2が終わったあとは、参加者全員でのワークショップ形式のセッションが始まる。識者の話を聞き終えて、「実際にぼくたちは何ができるのか」、マンションの理事会委員に選出されたという設定で、擬似理事会を開催。同じテーブルについた8人ほどのグループに分かれ、マンションの未来像を仲間と協力し、参加者自らつくりだす。
同イベント会場では、コミュニティに関する展示も行われる。首都圏の若者約270人に調査した、集合住宅に対する意識調査の結果や、遊びながらコミュニティについて理解するカードゲーム「Rocca Town(ロッカタウン)」の体験ブースも設置される。
ミライマンションミーティングへの参加申し込みは公式サイトから。入場料は無料で定員は300人。
◆ミライマンションミーティング概要
日時:2014年11月26日(水) 18:30~(18:00受付開始)
場所:日本橋三井ホール(〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1・5F)
入場料:無料
応募方法:専用告知サイトで必要情報を入力
参加募集期間:2014年11月6日(木)~11月20日(木) ※定員に達し次第募集終了致します。