NPO法人Youth for 3.11と認定NPO法人共存の森ネットワークは2月~3月にかけて、「聞き書き」で東北の魅力を体感するツアーを企画します。同ツアーに参加する学生は、現地で暮らす人の人生観についてインタビューし、一字一句文字起こしします。文章にすることで、その人の人柄や価値観を理解し、東北を「第2のふるさと」に感じてもらいます。(Youth支局長=池田 春奈・立正大学文学部3年)

現地の人に話を聞き、伝える「聞き書き」の様子

現地の人に話を聞き、伝える「聞き書き」の様子

同ツアーの名称は、「コトバのたびプロジェクト」。ツアーの実施時期は、2月から3月にかけて。参加する大学生は、時期をずらして2回、宮城県石巻を訪問します。

今回は1期2期に分かれて計20人の学生を派遣します。2人1組で1週間、地元漁師宅に住み込みでボランティアをしながら、夜の空いた時間などを利用して震災前後や当時のことについてインタビューをしてもらいます。

帰京後は、録音したインタビュー内容を文字に書き起こし、文章作品にするため編集します。作品が仕上がったら、もう一度東北に戻り、地域住民を対象に朗読会を開催。若者は文章にすることで、東北に住む人のことを深く理解でき、地元住民にとっては、読み聞かせられることで、地元の魅力を再発見することにつながります。

聞き書き作品や、学生が滞在中に撮影した写真などをまとめ、冊子も製作します。この春休みに、東北に「第2のふるさと」をつくりたいという学生の参加を募集しています。

【募集期間】
第1期:2月7日(金)~2月13日(金)
第2期:3月14日(土)~3月20日(金)

興味を持った方はこちらまで!

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