国連WFP協会は3月12日、 プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さんを同協会初の男性親善大使として任命した。同日、都内で任命式が開かれ、三浦さんはトークショーで登壇した。三浦さんは、「食のおかげでエベレスト登頂など困難な目標を乗り越えることができた。学校給食は子どもたちに希望をもたらし、夢をつなぐ」と語った。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

大使に就任した冒険家の三浦さん

大使に就任した冒険家の三浦さん

三浦さんは、「これまで私は食のおかげでエベレスト登頂などの困難な目標も乗り越えることができた。それと共に、食糧は私の夢をつないでくれた」と、食と夢にまつわるエピソードを話した。

「今後は世界中の飢えや貧困で厳しい状況下にある子どもたちが、食べることで夢を育み、私がこれまで臨んできたような挑戦もできるよう、国連WFP協会の親善大使として、全力で協力していきたい」と意気込みを語った。

三浦さんは今後、大使として、国連WFPが実施する学校給食プログラムの現場を視察したり、広報活動や募金活動に協力する。

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