国会議事堂の正門前には、道路を埋め尽くすほど人が集まり、「戦争法案反対」と一斉に声をあげた。この抗議活動を主催したのは、全国の大学生からなるSEALDs(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy-s)。同団体は、毎週金曜日夜に、国会議事堂前で安保法に反対するデモ活動を行っていた。

同団体が行っていたデモ活動には、数千人が集まっていたが、今回の強行採決を受け、その輪に加わる数が一気に倍増した。15日に行っているデモ活動には、正式発表は出ていないが、主催者は10万人が集まると見込んでいる。

シールズは16・17日にも、デモ活動を国会議事堂前で行う。同団体に共感した関西の大学生たちが立ち上がり、5月3日に、SEALDsKANSAI(シールズカンサイ:Students Emergency Action for Liberal Democracy-s)を設立した。シールズカンサイは17日夜、梅田ヨドバシカメラ前でのデモ活動を予定している。

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