沖縄県立浦添工業高等学校は、3年ぶり2回目の優勝。同校は撮影中に出会った人々や自然風景をカラーで表現。写真から被写体の人柄や息づかいを感じるとともに、審査員から「どこか沖縄を感じさせる」という講評を受けるなど、その高い技術と独特の世界観が評価された。

キャプテンを務める宮平愛美さん(3年)は、「自分たちの力で優勝を勝ち取れてうれしい」と、笑顔で喜びを語った。同校は人物撮影を得意としており「撮影先の人や選手同士など、たくさんの人とふれあえて楽しかった。撮影中、行く先々でトマトやお菓子などをいただいたのも良い思い出」と話す。

審査委員長である写真家の立木義浩さんは、大会を総括し、「みなさんはこの大会でお金では買えない宝物を手にいれたと思う。ここで出会った友人やお世話になった人との絆を大切にしてほしい」と選手たちにエールを送った。

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