現代ビジネスとサイボウズ式は2月12日、20~30代と「メディア」について話し合う無料イベントを開く。現代ビジネスとサイボウズ式は2015年7月、ウェブメディア「ぼくらのメディアはどこにある?」を立ち上げ、既存の媒体だけでなく、メディア化する企業や個人、場所について取材してきた。今回のイベントを、その取り組みの集大成と位置づけ、ゲストの若手社会起業家、一般参加者とともに「ぼくらのメディア」を探っていく。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

ぼくらのメディアはどこにある?

イベントのゲストは2人。国内外の教育課題に向き合う国際教育支援NPO e-Education創業者の税所篤快さんとクラウドファンディングREADYFORを立ち上げた米良はるかさん。モデレーターは現代ビジネス編集部の佐藤慶一さんが務める。

「ぼくらのメディアはどこにある?」では、「メディア化する○○」というテーマで取材を続けてきた。これまでに、ハヤカワ五味さん(ファッションデザイナー)や内沼晋太郎さん(ブックコーディネーター)、松浦弥太郎さん(「暮しの手帖」元編集長)、遠山正道さん(スマイルズ代表)にインタビューを実施した。

「往復書簡」では田原総一朗さん(ジャーナリスト)や津田大介さん(ジャーナリスト)、森川亮さん(C Channel代表)などのメディアのプロや企業経営者に「メディア」をテーマに語ってもらった。

イベントの参加費は無料。既存のメディアや個人の肩書きという枠を超えて働いている20~30代を対象としている。

「ぼくらのメディアはどこにある?」

【イベント概要】
とき:2016年2月12日(金)19:00~22:00
ところ:サイボウズ株式会社(日本橋タワー27階)
http://cybozu.co.jp/company/info/map_tokyo.html
東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線:「日本橋駅」B6出口直通
東京メトロ半蔵門線・銀座線:「三越前駅」B6出口より徒歩3分
参加費:無料(申し込み必要)
申し込みはこちら

【登壇者プロフィール】

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ゲスト:税所篤快(さいしょ・あつよし)
国際教育支援NPO「e-Education」創業者。1989年生まれ、東京都足立区出身。早稲田大学を卒業後、英ロンドン大学院(UCL)へ留学。19歳で失恋と一冊の本をきっかけにバングラデシュへ。同国初の映像教育であるe-Educationプロジェクトを立ち上げ、最貧の村から国内最高峰ダッカ大学に5年連続で合格者を輩出する。同モデルは世界銀行のコンペティションで最優秀賞を受賞。2014年、アフリカの未承認国家ソマリランドで同国初の大学院JSOUを立ち上げるも過激派青年からの暗殺予告を受けてロンドンに亡命する。著書に『前へ! 前へ! 前へ! 』『「最高の授業」を世界の果てまで届けよう』『ゆとり世代の愛国心』『突破力と無力』。Twitter: https://twitter.com/AtsuyoshiGCC

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ゲスト:米良はるか(めら・はるか)
株式会社READYFOR代表取締役。1987年東京都生まれ。2010年慶應義塾大学経済学部卒業。2012年同大学院メディアデザイン研究科修了。大学院在学中に米国・スタンフォード大学に留学。帰国後、2011年3月にWebベンチャー・オーマ株式会社の一事業として日本初のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を設立。2014年7月に株式会社化し、NPOやクリエイターに対してネット上での資金調達を可能にする仕組みを提供している。2012年には世界経済フォーラムグローバルシェイパーズ2011に選出され、日本人として最年少でダボス会議に出席。St.Gallen Symposium Leaders of Tomorrow、内閣府国・行政のあり方懇談会委員など国内外の数多くの会議に参加。 http://readyfor.jp/

profile
モデレーター:佐藤慶一(さとう・けいいち)
1990年新潟県佐渡市生まれ。大学時代に「greenz.jp」のライターインターンを経験。その後、コンテンツマーケティングを手がけるメディア企業で編集アルバイトを経て、Wantedlyで見つけた求人から講談社「現代ビジネス」の編集者に。メディア関連では「デジタル・エディターズ・ノート」という連載をもつ。2013年から海外のメディア動向を伝える個人ブログ「メディアの輪郭」を開始。ブログはBLOGOSやハフィントンポスト日本版、Fashionsnap.comなどにも転載されている。

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