フェアトレード専門ブランド「ピープルツリー」は11月上旬、秋冬限定として、抹茶フレーバーのチョコレートを発売する。原材料の抹茶は上質な九州産の有機茶葉を使用し、日本の職人が石臼で挽いた。乳化剤や代替油脂などは入れておらず、抹茶とカカオの持つ味や香りなど、素材の良さを生かした。(オルタナS編集部)
このたび販売するのは、「フェアトレードチョコ・板チョコ 抹茶ホワイト・ライスキノアパフ」(税込378円/45g)と「フェアトレードチョコ・デザートバー 抹茶ミルキー(税込421円)。板チョコはホワイトチョコに抹茶を加え、お米とキノア(ミネラル、ビタミンなどを豊富に含む食材)のパウダーからつくったパフを入れた。デザートバーは抹茶入りミルクフィリングをスイスの伝統的なミルクチョコレートで包んだ。
ピープルツリーのフェアトレード・チョコに使われているカカオ豆の生産者団体の一つに、ボリビアの協同組合「エル・セイボ」がある。「エル・セイボ」は、1977年から小規模農家が集まり、フェアトレードでの販路を広げてきた。カカオ豆から得た収益は組合世帯や地域発展のために還元している。
同社のフェアトレードチョコレートは、累計販売数1,293万枚を超える人気商品。
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