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” open=”no” style=”default” icon=”plus” anchor=”” class=””]◆調査概要
興味のある社会問題について聞いた質問(自由記述)で最も多くの人が書いたのは、「働き方改革」に関する問題でした。308人中27人(約9%)が書きました。次いで、「少子高齢化」(26人/8.4%)、子どもの貧困(25人/8.1%)でした。興味のある社会問題トップ10とコメントを紹介します。
■第一位 働き方改革(27人/8.7%)
プロボノに興味を持つ学生は増えている。写真は任意団体「『エシカル男子の会』をつくる会」が主催したプロボノイベント。会場には学生を中心に60人が集まった
■第2位 少子高齢化(26人/8.4%)
街の活性化を行うNPO法人街ing(マッチング)本郷(東京・文京)は文京区で、高齢者と若者が一つ屋根の下で暮らす「異世代ホームシェア」を展開している
■第3位 子どもの貧困(25人/8.1%)
養護施設で暮らす子ども向けの職業教室ではさまざまな仕事をする大人が参加する。写真は大工職人に仕事を教わる児童 写真提供:ハーレーサンタクラブ
■第4位 環境問題(22人/7.1%)
気候変動や環境問題に警鐘を鳴らす『不都合な真実2:放置された地球』は、11月17日から東京・有楽町のTOHOシネマズみゆき座をはじめたとした日本全国で公開される
■第5位 国際情勢(18人/5.8%)
日本・イスラエル・パレスチナ学生会議(JIPSC)は、イスラエルとパレスチナの両地域から大学生を日本に呼び、「紛争」を軸にさまざまなテーマでディスカッションの機会をつくっている。ディスカッションだけでなく、スポーツで交流もする
■第6位 ダイバーシティの欠如(15人/4.8%)
特別非営利活動法人ReBit(リビット、東京・新宿)は性的マイノリティーの就活生や学生、社会人を対象としたワークイベントを開いている。初開催となった昨年は企業・学生合わせて530人が集まった
■第7位 経済格差(14人/4.5%)
文部科学省は3月9日、教育CSRをテーマにしたシンポジウムを開いた。シンポジウムでは、青少年の間で、自然や運動、ボランティアを経験する「体験格差」が悪化していると挙げられた。教育へも影響する体験格差を是正するため、企業の役割を話し合った
■第7位 過疎化(14人/4.5%)
全国から35歳以下の若者100人以上が集まり2泊3日で、地域が抱える課題について議論するイベント「第三回小布施若者会議」
■第9位 教育格差(13人/4.2%)
NPO法人e-Education(イーエドュケーション、東京・千代田)は独自に制作したDVD教材を途上国の貧しい高校生たちに無料で提供し、教育格差を是正している
■第10位 インクルージョン(10人/3.2%)
作業所でもあり、アトリエでもあるstdioCOOCA(スタジオクーカ・平塚)には、約90人の身体・知的・精神障がい者が所属する。そこでは単純作業ではなく、創作活動を通して、社会との接点を結ぶ
*「働き方」や「消費」など価値観の調査結果はこちら
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