全国875社が加入する一般社団法人リノベーション住宅推進協議会関西部会が、11月11-12日、京都市国際交流会館で京都最大のリノベ&DIYフェス「RENOVATION EXPO 2017 KYOTO」を開く。リノベーション関連、インテリア、飲食など約30ブースが出展。国際交流しながらDIYワークショップや食を楽しめる。(オルタナS関西支局=立藤 慶子)
「RENOVATION EXPO」は、一般社団法人リノベーション住宅推進協議会がリノベーションによる住まいづくりの普及を目指し、2010年より開催している。
第8回目となる今年は、9月16日から東京を皮切りに、全国の8エリア16都市で実施。開催地ごとにそのエリアの支部が中心となって企画・運営しており、京都では「国際交流」をテーマのひとつに掲げている。
イベントのメインブース「World Wide Live Painting」では、京都精華大学生やインターナショナルスクールの子どもたちの住まいや暮らしを、写真やペインディングなどで自由に表現してもらう。グローバルな「住」を通し、モノにあふれ、30年程度で住まいを建て替える日本とは異なる住宅事情に触れることができる。
京都独自のイベントとして興味深いのが、12日13時から開催されるトークショー「『築100年の京町家。』京都RENOVATIONプラン対決」だ。一般から募集した実物件につき、依頼者の要望に対して会員7社が公開プレゼンテーションを実施。京都の歴史・文化の象徴である町家がどのように変わるのか、リノベーションの可能性を実感できる。
ほかにも、プロの職人に道具の使い方などを教わりながら「創る」を楽しむことができるDIYワークショップや、プロが日常に使用している端材残材のアウトレットなども行う。調色済み小分けペンキやタイル、椅子や建具などDIYや古材好きにはたまらない宝物が並ぶ予定だ。飲食ブースやインテリア関連のマルシェもあり、終日楽しむことができる。
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