社会的課題をビジネスで解決していく博報堂ソーシャルクリエイティブクロスは12月13日、「介護士のブランディング」をテーマにした少人数でのワークショップを開く。日本は4人に1人が65歳以上という高齢化社会で、2025年には団塊の世代が後期高齢者となり、介護士が抱える問題が深刻化する。介護業界に新風を吹かせているゲストとともに、ブランド戦略やPR戦略について話し合う。(オルタナS編集長=池田 真隆)

ゲストに迎えるのは、介護をテーマにした漫画「ヘルプマン」の主人公のモデルにもなった「ユアハウス弥生」の所長飯塚裕久さん。都内を中心に介護に志を持つ若者のコミュニティ「HEISEI KAIGO LEADERS」を主宰する秋本可愛さん。ファシリテーターは博報堂ソーシャルクリエイティブプロデューサーの山田英治さん。

当日は、現状の介護業界に関するイメージ調査の結果を共有し、他業界でイメージアップに成功した事例やゲストの話を参考にしながら、介護業界について意見を出し合う。

このワークショップでは大学生、社会人、現役介護士、またはブランディングやPRに興味のある方の参加を募集している。定員は15人。特に、介護について関心が高くなくても問題なく、主催者の山田さんは「介護について興味がない人の意見こそが重要」と言い切る。

とき:12月13日(水)19:00-21:00
ところ:博報堂東京本社
参加費:無料
参加人数:最大15名
参加の条件:参加の動機を書いてcrecro(a)hakuhodo.co.jpまでメールでご連絡ください。またはこちらのイベントページで参加ボタンを押してください。

■ゲスト
・飯塚裕久(いいづか・ひろひさ)さん
小規模多機能型居宅介護事業所「ユアハウス弥生」所長、NPO法人もんじゅ代表
東京都出身。東京医科歯科大学中退。株式会社ケアワーク弥生専務取締役。株式会社高齢者福祉総合研究所代表取締役。NPO法人もんじゅ代表理事。NPO KAIGO LAB SCHOOL副学長。株式会社LYXIS役員。2000年、介護保険事業に訪問介護員として就職。以後、介護現場に身を置きつつ、認知症介護を専門とし、要介護状態においても人として生きることを支援することをテーマに活動中

・秋本可愛(あきもと・かあい)さん
株式会社Join for Kaigo代表取締役
平成2年生まれ。2013年専修大学商学部卒業。同年、株式会社Join for Kaigo設立。若者が介護に関心を持つきっかけや、若者が活躍できる環境づくりに注力。都内を中心に介護に志を持つ若者のコミュニティ「HEISEI KAIGO LEADERS」を運営。その取り組みが注目され、厚生労働省の介護人材確保地域戦略会議に有識者として参加。第11回ロハスデザイン大賞2016ヒト部門準大賞受賞。2017年より東京都福祉人材対策推進機構の専門部会委員に就任。

■ファシリテーター
・山田英治(やまだ・えいじ)さん
博報堂ソーシャルクリエイティブプロデューサー
博報堂にコピーライターとして入社後、CMプランナーを経て現職。3.11以降は、ソーシャルイシュー専門のクリエイターとして、内閣府、厚生労働省、地方自治体などの広報や企業のCSV事業を担当。 社会課題をビジネスで解決していく博報堂ソーシャルクリエイティブクロス代表。NPO法人Better than today.代表理事 


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