グローバルエージェンツは1月17日、東京渋谷にミレニアル世代向けの未来型宿泊施設「The Millennials(ザ・ミレニアルズ)」を3月15日にオープンすることを発表した。全120室で、面積の20%が共有部でコワーキングスペースも併設している。コンセプトは「未来が見える宿泊体験」。同施設の一号店は昨年7月に京都市河原町三条にオープンし、半年間ですでに1万人が宿泊した。(オルタナS編集長=池田 真隆)
■何が未来型?
同社は同施設について、ミレニアル世代向けの「未来型」宿泊施設と強調する。未来型の象徴として、独自で開発した「スマートポッド」がある。これは、同施設内にある客室で、カプセルホテルを応用したもの。
天井2.3メートル、床面積3平方メートルで、セミダブルサイズのリクライニングベッド、大型キャビネット、80インチスクリーンなどが搭載されている。多機能型の客室だ。リクライニングベッドとアラームが連動しているので、時刻になると、音ではなく、リクライニングベッドが起き上がる仕組みだ。宿泊客はこれらの機能をチェックイン時に渡されるアイポッドで操作することができる。
客室を最小限にしたことで、共有部を広げた。同施設の面積の20%が共有部だ。コワーキングスペースも併設している。同施設の場所は、東京都渋谷区神南1-20-13.客室数は120室。客室単価は6000円前後。開業予定は3月15日。予約を受け付けている。