農家民宿「かじか」は山下美枝子さんが定年退職後に家族と始めた農家民宿だ。「実家に帰ってきたような感覚で訪れてほしい」という想いで3年前から営業している。山下さんは、役場でグリーンツーリズムや子ども向けの体験学習などを行っており、農家民宿の女将さんの対応に感動したことが農家民宿を始めるきっかけだったという。定年退職後、自宅のはなれを利用した農家民宿「かじか」をオープンし、様々な農業体験や田舎体験を提供している。

夏休みや春休みには家族連れが多く訪れる。「カエルを見たことがない」という子どもをカエルが喉を膨らませて鳴いている場所へ連れて行くと驚く。また、夜は辺り一帯が真っ暗になるため、夜の暗さを知るとともに星の美しさに感動するという。普段は味わえない経験は子どもたちにとって新鮮に映るようだ。中には年3回、「かじか」を訪れる人もいるという。

体験メニューは季節によって変わる。春には筍やフキなどの山菜採り、夏にはトマトなど夏野菜の収穫、秋にはいも掘りやミカンの収穫、畑作業のない冬場には味噌やコンニャクなど加工品作りができる。(オルタナS編集長 猪鹿倉陽子)

◆おすすめポイント
1.種類豊富な農業・田舎体験ができる
2.美しい星や生き物を見ることができ、実家に帰ってきたような気持ちになれる

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農家民宿かじか
http://kuroshiokajika.sakura.ne.jp/