環境省はこのほど、「今日からはじめるクールチョイスガイドブック」を製作した。脱炭素化につながる「COOL CHOICE（クールチョイス）」とは何か、なぜいまクールチョイスなのか――について、漫画や先進企業へのインタビュー記事を通して簡潔に説明している。
今日からはじめるクールチョイスガイドブック（表紙）。
「COOL CHOICE（クールチョイス）」」は環境省が始めた国民運動である。2030年度に温室効果ガスの排出量を2013年度比で26%削減するという目標を達成するために賢い選択をしていこうと呼びかけている。省エネ製品への買換えやシェアサービスの利用などを推奨している。
漫画「クールなちょい子さんが行く。」（作・花咲ぺろり）
このガイドブックの巻頭には「クールなちょい子さんが行く。」（作・花咲ぺろり）と題した漫画が載っている。オフィス用品販売会社で働く「ちょい子」という女性社員が主人公。会社がクールチョイスを実施することで、気候変動対策をはじめとしたSDGs（持続可能な開発目標）の取り組みに繋がることを啓発していく様子が描かれている。
クールチョイスを実践している事例紹介として、気候変動対策を実践している企業や自治体の担当者へインタビューした記事も掲載している。
事例レポート① イオン 鈴木隆博 環境・社会貢献部長「初期投資ゼロで再生可能エネルギーを増やし、脱炭素化を加速」
事例レポート② 鈴廣かまぼこ 鈴木悌介 副社長「地域に根差している中小企業こそ気候変動対策を」
事例レポート③ 北海道・天塩町 商工観光課 菅原英人氏「『相乗り交通』で人と地球に優しいまちづくり」
「社内でどう進める？ 気候変動対策」というテーマで行われた座談会の様子。左ページが「グラフィック・レコーディング」。
「社内でどう進める？ 気候変動対策」というテーマで話し合った企業担当者による座談会も収録。話した内容をイラスト化した「グラフィック・レコーディング」も掲載している。
「クールチョイス 座談会」登壇者
大川印刷 草間 綾 品質保証部 草間 綾 氏
ストライプインターナショナル SDGs推進室 二宮朋子 氏
リコージャパン SDGs推進グループ 太田康子 氏
横浜マリノス 広報部 西原晋作 氏
このガイドブックは無料でダウンロード可能。詳しくはこちら
「COOL CHOICE」のHPはこちら
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