新型コロナウイルスの影響でイベントの中止が相次いでいる。先日は甲子園大会の中止も決まった。そんな中で、全国の中高生を対象に、新型コロナウイルスの自粛期間で得た学びを競い合うコンテストが開かれている。企画したのは、有志の高校生たちだ。(オルタナS編集長=池田 真隆)
このコンテストの名称は、ビヨンド・コロナ・コンテスト。部門は3つある。新しいことを競い合う「チャレンジ部門」、新型コロナの影響で売れ残った食材を使った料理を表彰する「ゴハン部門」、医療従事者など新型コロナの感染防止に尽力している人たちを元気づくる「オウエン部門」。
応募方法は、撮影した写真と説明文をLINEで送信する。期間は5月31日まで。審査委員によって受賞者が決まり、グランプリにはアマゾンギフト券(1万円分)などが贈られる。
このコンテストを主催したのは、立命館守山高等学校GENIE。同校に通う、富岡大貴さん(3年)、廣田七海さん(2年)、奥西授さん(2年)の3人組からなるチームだ。
リーダーの富岡さんは、「コロナによって様々なイベントが延期や中止に追い込まれた。自粛期間を活かして、中高生から社会を少しでも明るくしたい」と企画した意図を話す。
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