全国にちらばるオルタナS特派員の一人、井筒木綿子さん初登場!井筒さんは岡山県美作市にある上山という限界集落にご夫婦で暮らしています。岡山に移住したきっかけや日々の暮らしについてのご紹介です。
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はじめまして。井筒木綿子と申します。
私は神戸で24年間生まれ育ち、結婚を機に岡山県の備前市吉永町に暮らしていました。3年が経ったこの夏、同じく岡山県の美作(みまさか)市の上山(うえやま)という限界集落に移住したところです。
9つ年上のパートナーの耕平も愛知県出身で共にヨソモノ同士です。夫婦2人でmenpeiという夫婦ユニット(http://www.menpei.com)として活動しており、menpei荘と名付けた自宅を開いて、全国各地の友人やそのまた友人などを招き、イベントを行ったり農作業を行ったりしてきました。
耕平は備前で自然エネルギーのコンサルティングの仕事を5年間してきましたが、計画をつくるだけのコンサルでは世の中が動かないし、自分が現場を知らなければ説得力がないと考え、仲間のいる上山に拠点を移し、棚田再生などが行われるリアルな現場に身を置き始めました。
この決意について、私が映像にまとめ、今年の飛騨高山ドキュメンタリー映像祭で優秀賞を受賞したので、ご覧いただければ幸いです。
(http://www.youtube.com/watch?v=ruqEtUhcf_s&feature=player_embedded)
また、私は現在妊娠中で、この冬には第一子が誕生します。限界集落と呼ばれた地でのIターン者としての子育て。どんなことが起こるか未知数ですが、若い家族がこういう地で生き生きと暮らしている姿をお伝えすることで、都会でうずうずしている人たちが「えいや!」と新たな地へ飛び出せるきっかけになれば、と思い、これからこの場をお借りして日々の事を綴って参ります。よろしくお願いいたします!
オルタナS岡山特派員 井筒木綿子