持続可能な社会への「気付き」を提供–Be good cafe

「持続可能な社会と平和」をグランドテーマとして掲げるNPO法人ビーグッドカフェは、このオルタナSでも取り上げたVISIONS2011*を先月開催し、農業を軸とした地域活性の現場を担う多くの人々を登場させた。農業、コミュニティ、オーガニックなどをキーワードに日本全国の地域活性を目指す若者を応援し、来年以降も続けて行く予定だ。

従来より、青少年に対する環境教育、企業との社会貢献活動を続けて来たが、筆者自身も同団体の活動の一つである小田原の放置ミカン農園の再生を目指す「オレンジプロジェクト」に参加し、行政とも連携したコミュニティタイプの活動で楽しく自然と農業を体験してきた。

都会に暮らす参加者の生活の中に農を取り込む方法を学ぶ中で、本質的な「持続可能な社会への変革」に気付きを高めて行くことが可能な同団体の活動は注目に値する。

他にもソーシャルな教育／普及活動、エコイベントの制作や企業CSR活動の制作運営なども手掛けており、12年度は中途採用の予定もあるという。毎月様々なイベントを実施しているので、一度どれかの活動に参加してみてはどうだろう。
（特派員　伊藤きっこう）

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