9月から東京から千葉県富津市金谷に移り住んだ金子さんから、がらりと変わった金谷でのエシカルな暮らしぶりをレポートしてもらうことになりました。
身近な暮らしから彼女はどんな喜びをゲットするか、レポートお楽しみに。(きっこう)
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(以下金子愛さん)
初めまして。金子愛です。
今年の9月に東京から引っ越し、金谷でまちづくりの仕事をしていきます。
金谷は、東京から海ほたる経由で車で約1時間、
神奈川県の久里浜からフェリーで35分の内房にある小さな町です。
海辺にはヤシの木が生い茂り、海から歩いて15分ほど行けば、鋸山。
山の側面には、垂直に切られた石の断面が顔を見せます。
かつては、採石場として賑わっていたこの地ですが、現在では、自然豊かなとても静かなところで、ついついぼーっとしてしまうようなゆったりとした時間が流れています。
このレポートでは、私が地元の人々と関わる中で感じたことや、考えたこと、学んだことを発信していこうと思います。
今回は、地元のおばちゃんと煮物をつくっていたときの話をご紹介します。
『生の椎茸は、お日様にあててから煮ると、香りがでておいしいよ。』
『ひと手間加えるだけで、同じ物でもおいしさが変わる。
ちょっとの手間で、おいしいと喜んでもらえるなら、そっちの方がいいじゃない。』
そういって笑うおばちゃん。
おばちゃんの思いやりが詰まったお料理は、
おいしいだけではなく、食べた人を温かい気持ちにします。
そのため、まちでもおばちゃんのお料理ファンが多くいます。
私は、そんなおばちゃんの元で、料理を学びながら、
お嫁に行く日に備えたいと思います。(笑)
私のレポートでは、金谷の暮らしの中で教えてもらった
人生を豊かにするヒント等をご紹介できればと思いますので、
どうぞ、よろしくお願いします。