災害公営住宅を視察する神瀬のみなさん

災害から5年目の努力と現実

視察団をコーディネートした「故郷復興熊本研究所」の佐々木康彦理事長(41)は地震当時から同村に拠点を置いて支援を続けており、現在は「こうのせ再生委員会」にも協力している。同氏の紹介で災害公営住宅・山西団地を視察。役場担当課の係長から説明を受け団地造成までの経過やデザインコンセプト、入居状況や建設費用などの話を聞き、質問などを行った。

次に訪ねた大切畑地区は地区内に断層が走り地震で集落の家屋半数が全壊した。4年半たった今も擁壁の建設が続き、造成が終わった土地に家が建ち始めている。同地区の区長から説明を受け、行政との協力や、残る人出る人との間で軋轢があったこと、5年を迎えようとして家が建ち始めていること。一つ一つの話に神瀬の人たちもうなづきながら自分たちのケースと照らし合わせていた。

古閑地区での交流と仮設訪問
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