アショカ東北ユースベンチャーとは、「東北の未来のために何かしたい」と考える若者(12歳〜20歳)を支援するプログラムである。昨年から取り組みが始まり、今回が2期目となる。東北ユースベンチャーとして選出された者は、10万円のシードマネーと、戦略や財務の面で社会人メンターからのアドバイスを受けられる。
今回選出されたのは、津田紘那さんと高橋愛満さん(共に兵庫県立大学2年)のペアチームと矢野大地さん(高知大学3年)、そして現役高校3年生である塚田耀太さんである。
津田さんと高橋さんは、東北の物産を神戸で販売し、利益の半分で福島の子どもたちにミネラルウォーターを届け、残りの利益で新たな物産の仕入れを行う企画を発表した。
「大震災を受けた神戸に住んでいるので、何か力になれることはないかと思っていた」と、同プログラムに応募した動機を話した。