大学を1年間休学して気仙沼に住み込み復興支援活動を続ける矢野さんは、将来、気仙沼を担っていく若者を輩出していくことを目指している。気仙沼の高校生と、全国で復興支援活動を展開する大学生の交流会を企画する。

「気仙沼の高校生と話していると、20代前後の人たちとの交流を求めていると感じた。上の世代と話すことで、進路へのモチベーションにもつながるはず」と矢野さん。

現役高校生の塚田さんは、10代の復興支援団体Teen for 3.11(ティーンフォー3.11)代表を務める。東北への復興支援ツアーやフリーペーパーを作成している。

去年8月に開催した気仙沼へのツアーでは高校生42人を動員し、東北の情報を伝えるフリーペーパーは1000部発行した。同団体のメルマガには全国の高校生300人ほどが登録している。

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