それだけではない。固定電話やインターネットが整備されていない途上国では、携帯電話が主な通信手段となっている。家族や仕事場との連絡、ラジオを聞く、停電時の懐中電灯とするなど、日常生活に欠かせない存在だ。例えトイレが無くても困らないが、携帯電話が無いと困る、そう考える人も少なからず居るのだろう。

物の優先順位は社会によってそれぞれだ。トイレかケイタイか、きれい好きな日本人の私たちは、間違いなくトイレだ、と言うだろう。しかし、それが逆転する場所もあるようだ。(オルタナSベネズエラ支局特派員=長谷川香菜子)


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