「関西の人々の口にも合うように、豆はふんわりと柔らかめ。タレはダシを2倍きかせて関西仕立てにしています」そう語るのは、納豆メーカーの小金屋(こがねや)食品(大阪府大東市)代表取締役、吉田恵美子さん(49)。創業者である父のこだわりを守りつつ、時代のニーズや顧客の声を取り入れ、オリジナルの納豆を作っている。従業員は女性ばかり5人。粘り強い開発の末に生まれた看板商品が、昔ながらの製法でつくる「なにわら納豆」。しっかりとした豆の風味が楽しめる一品だ。社長就任の経緯や今後のビジョンを聞いた。(オルタナS関西支局特派員=橋谷里奈)
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- 女性6人の納豆会社、粘りで生んだ看板商品