社会起業家を育成するビジネススクール「社会起業大学」(東京・千代田)は、20代のための週末社会起業塾を実施する。週末のみで、隔週4カ月、全10回の講義となる。講義では、社会的課題へのアプローチ方法、現役の社会起業家を招いて事業立ち上げの手法などを教える。
講師には、社会起業大学副学長でソーシャルバリュー研究所所長の前川卓三氏や、かい援隊本部会長の新川政信氏などが就任する。講座のほかにも、1日限定で社会的起業へのインターン体験もある。
最終講義では、起業家の前で、考えたビジネスプランを発表する。
同プロジェクトの全体統括を務める藤井崇氏は、「自分らしく、社会に貢献したいと思いながらも、実際にそれができている人は非常に少ないのが現状です。 本講座は、自ら社会を動かすために何をすればいいのか、その第一歩を学ぶことができるようなカリキュラムとなっています。自分らしさに気が付き、社会に貢献する働き方を実践できる社会起業家を一人でも多く輩出していきたいと考えています」と意気込む。
初回は、5月18日、社会起業大学で開講する。定員は15人で、費用は84000円。申し込みは公式サイトへ。(オルタナS副編集長=池田真隆)