この春私は、学生生活最後の一年を過ごすにあたり、やりたいことは全部やろうと決めました。そのひとつ「踊りたい」を満たすべくはじめたミュージカル、コモンビート。

そこで私が得たものは、ただ「歌って踊ること」だけではありませんでした。
私がこのコモンビート(通称コモビ)に参加して考えさせられたことは
「オトナになるとは」
「個性とは」
主にこの2つです。

■「オトナになるとは」

周りは8割が社会人。就職活動中に、オトナとは、思っているよりも純粋で、きらきらしている生き物だと知った私は、今回はどんなオトナに出会えるのか楽しみにしながらコモビに来ました。

職業も年齢も、もちろん性格もばらばらですが、コモビのメンバーはお互いに年齢を関係なく全員を対等に扱います。(これはコモビの文化です)

正直、社会人の方々に敬語を使わないことに抵抗はありましたが、慣れると本当に誰がいくつ年上かわからなくなります。そうすることで見えた肩書きなしのオトナの本来の姿は、やはり思っていたよりも素直で純粋で、それぞれ目の前のことに向き合いながら生きている「ひとりの人間」そのものでした。

いくつになっても、オトナ、コドモといった肩書きに関係なく「生きている」、それが人なんだなと強く感じています。

練習風景の様子

■「個性とは」

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