「祭りを残したい」――石川県能登出身の中川湧太さん(早稲田大学文学部3年)は、切望する。残したいと願う祭りは、地元能登の「お熊甲祭り」だ。祭りの若者離れが進むことで、御輿の担ぎ手が不足し、開催が危ぶまれている。この事態に中川さんら地元の若者「祭りバカ」が、動きだした。(オルタナS副編集長=池田真隆)

枠旗を地面すれすれまで傾ける「島田崩し」

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