「健康RSLパフォーマンス」は、成長期の子ども向けサプリメントを販売するオンラインショップだ。バドミントン用品メーカーの日本法人RSLジャパン(大阪市中央区)が、子どもの栄養バランスに悩む母親をサポートするために今年4月から運営を始めた。子育てを支援できる職場を目指し、主婦だけでサプリメント事業を担う目標に取り組んでいる。現在2人目の子どもを妊娠中で自宅勤務の店長、永吉操さん(38)と、6歳の子どもを育てながら働くスタッフの坂中晶子さん(40)に、会社の理念や、子育てと仕事の両立について話を聞いた。(オルタナS関西特派員=福井眞美)

健康RSLパフォーマンス店長の永吉操さん、スタッフの坂中晶子さん(写真左から)=RSLジャパン本社(大阪市中央区)

――どんな商品を扱っていますか。

永吉:当社のサプリメントは子どもの栄養バランスの悩みに対応するため、アミノ酸、ミネラル、ビタミンなどの栄養成分が豊富な藻の一種「スピルリナ」をはじめ、良質な原料を使った10代の成長期の子ども向け栄養補助食品を販売しています。食事をベースに足りない栄養素を補う形で、家族みんなで使ってほしいです。

坂中:働いていると、なかなか時間が取れないのでつい出来合いの食品を使ってしまうことがあり、子どもの栄養管理が難しいです。うちの長男はスポーツをする上に好き嫌いがあり小食なので、栄養が十分に行き渡ってちゃんと大きくなるのか成長が心配です。お客さまからも「子どもの身長が伸びない」という悩みをよく聞きます。うちでも、一緒に当社の商品を飲んでいます。

――サプリメント事業を主婦だけで運営することを目指す理由は何ですか。

永吉:サプリメント事業部の社員5人のうち、女性社員は現在2人です。オフィスはRSLジャパンの中にありますが、今後は風情ある長屋を借りてサプリメント事業の店舗を兼ねた営業所にし、小さな子どもを抱えた主婦がたくさん働ける場をつくっていきたいです。子どもを連れてきて休憩中に面倒を見合ったり、幼稚園までお迎えに行ったりするなど、助け合いの気持ちで仕事ができる場を目指しています。パート勤務だと料金の安い認可保育園の入園要件を満たせない場合がありますが、子どもを職場に連れてくることができれば安心して常勤できると考えています。

――接客で心がけていることはありますか。

坂中:顔が見えないオンラインョップで、電話での問い合わせ対応は唯一お客さまと接することができる場です。大切な子どもの口に入れる商品なので安心して使えるように、子どもの成長や好き嫌いなどに関する悩みを詳細に聞いています。主婦同士だからこそ分かり合える悩みがあり、通話時間は男性社員よりも女性社員の方が長いです。2006年まで百貨店で販売員として働いていた経験を生かして、子どものしつけなど世間話からお客さまの要望をくみ取るよう心がけています。販売員ではなくカウンセラーという意識を持っているので、栄養価が高く安心して使用できるという商品の魅力は伝えても、あえて購入は促さずに悩みを聞くことに徹しています。直筆の手紙やニュースレターを発送したり、ホームページにスタッフのプロフィールを載せたりして、顔が見える販売を目指しています。

――子育てと仕事の両立についてはどう考えていますか。

坂中:子どもが急に熱を出すなど、いつ休むことになるか予期できない上に残業もできないため、仕事に影響が出ることがあります。しかし、社員全員が事情を理解して、急に休んでもフォローしてくれます。社内は協力的な雰囲気なので子どもがいることは大変だと思いません。子どもの面倒を見るために残業ができず勤務時間が制限されている分、時間の使い方を工夫し、集中して仕事に取り組んでいます。働いていることで、子育て以外の自分の時間ができ、子育てのストレスから解放されるメリットもあります。私の場合、自分に戻れる時間が仕事だと思います。

永吉:能力はあるのに働き先が見つからない母親は多いはずです。子育ての知識など主婦としての強みを発揮して、子育てしながらでも仕事ができる環境づくりを目指しています。

成長期10代専門サプリメントの健康RSLパフォーマンス
http://www.rsl-performance.jp/