東日本大震災によって、甚大な津波被害を受けた宮城県塩釜市。2012年3月、大学生たちによって、塩釜の再生を願い復興支援観光マップ「がまっぷ」が作成された。

復興支援観光マップ「がまっぷ」 写真提供:公益財団法人損保ジャパン環境財団


この企画は、公益財団法人損保ジャパン環境財団のCSOラーニング制度(環境NPOでの長期インターンシップ)で宮城地区にインターンしている大学生7名が考案した。

塩釜市の中心部であるJR仙石線「本塩釜駅」周辺約2キロの範囲で津波被害を乗り越えて復興へ邁進している店舗や、観光スポットなどをクイズ形式で紹介している。この地図は仙台駅など人が集まる場所に計2000部設置される予定である。

地図を作成する学生たち 写真提供:公益財団法人損保ジャパン環境財団


塩釜の商店街は津波被害で壊滅的な被害を受けた。まずは、そこに人を戻したいという学生の想いで復興支援に挑む。(オルタナS特派員=池田真隆)