4月1日、香川県綾歌群宇多津町が町公式のフェイスブックページを立ち上げた。
今後は、フェイスブックで市の情報を発信して、透明性のあるまちづくりを行っていく。
今回、宇多津町がフェイスブックページを開設した背景には佐賀県武雄市との交流がある。佐賀県武雄市は去年8月に市のホームページをフェイスブックページに移行し、約3ヶ月半でアクセス数が1000万PVを記録して、月平均5万PVだったホームページと比較して大きく増加した。
フェイスブック化した佐賀県武雄市では、「いのしし課」や「レモングラス課」などユニークな取り組みが全国の自治体から注目され、去年1年間で約250団体が視察に来ている。宇多津町もこれまでに2回視察を行い、フェイスブック化に踏み切った。
宇多津町役場総務課係長北山広二さんは「フェイスブックで情報を発信することで、他の地域との連携も取りやすい。また、匿名性のコメントではなく、誰からのコメントかがわかるので、住民とのコミュニケーションも行いやすい」と話した。
佐賀県武雄市つながる部Facebook city課Facebook係長山田恭輔さんは「フェイスブックを使用するメリットとしては3つある。行政の見える化、情報共有のスピード化、コミュニケーションの活発化。今後も前例に捉われないで、新しいことに挑戦していきたい」と展望を話した。(オルタナS副編集長=池田真隆)
・香川県綾歌群宇多津町フェイスブックページ
・佐賀県武雄市フェイスブックページ