WEBに誕生した新しい学校の形をコンセプトに、「schoo WEB-campus(スクー ウェブキャンパス)」というサービスが注目を集めている。

株式会社スクーが運営しているこのサービスは、様々な分野の有識者の授業をWEBで配信するとともに、皆で考え議論する機会を提供するソーシャルラーニングのプラットフォームだ。30分の授業を週に1回の頻度で提供してくれる。

一見、短いとも思える30分という授業の時間について、株式会社スクーの代表取締役社長である森健志郎(もり けんしろう)さんは、「スクーは学問を深める場というより広める場。1回の授業でお腹一杯になってほしくなってないんです。授業だけで終わるのではなく、議論まで含めてスクーのウェブキャンパスなので、集中力を維持させることに加え、物足りなさを議論へ発展させるために、30分という時間設定にしました」と説明した。



現在、登録者は約17000人。WEBサイト上にあるFacebookの「いいね」の数も8800件にのぼる人気サイトに発展したschoo WEB-campusを思いついたのは、3つの背景があるのだという。

1つ目は、ハーバード白熱教室を見て、先生が議題を提示し、答えがないものについて話しあうスタイルがWEBにあったら面白いと感じたこと。

2つ目は、前職の株式会社リクルートに努めていた際から、学生から学びについて日頃、意見を聞いていたこと。

3つ目は、東日本大震災の後、自分を含め多くの人達が、数週間後で普通の日常に戻っていたことに疑問を感じ、皆で議論ができるようなコミュニティーの必要性を感じたこと。この3つの背景が、森さんを突き動かした。

このサービス魅力は、数々の有識者達の話を伺うことができる上に、世代、住んでいる場所、性別など、全てを超えて、様々な人がアウトプットをして、意見をぶつけ合うことができる点だ。

森さんは、schoo WEB-campusが実現する今後の世界観について、「世の中の社会人が学生という特殊な状態を続けられる世の中にしたい。定期的に学びが続けられて、かつ刺激を与えられるコミュニティーがそこにあって、知的好奇心が満たされるという形が理想です。また、海外に展開もしていきたい。今年1年で日本、3年で海外に広めていきます!」と意気込みを語ってくれた。(オルタナS特派員=内藤聡)


schoo WEB-campus http://schoo.jp/