東日本大震災後、いち早くから被災地での支援活動に取り組んできた3人のフォトジャーナリストによる写真展が、ラフォーレミュージアム原宿で開催されている。

3人が被災地で見続けて来た写真が展示されている

渋谷敦志さん、佐藤慧さん、安田菜津紀さんの3人は昨年12月に共著「ファインダー越しの3.11」を発行。昨年3月から被災地で撮影した写真とともに、そこで感じた想いを綴っている。

著者のひとりである渋谷敦志さんは「報道とは道に報いると書く。写真はただ撮るだけではだめだ。誰に報いるために、どう生きるのか。報道するものはいつもそのことを考えなければいけない」と記している。

読者からは、「自分がなぜ写真を震災の現場で撮っているのか。そんな葛藤や様々な感情と向き合いながらこの3人の著者は現地のことを伝えている。『生きる』とは何かを考えさせられた」との感想が寄せられている。


「THE FUTURE TIMES」Gallery
4月20日:12時~20時(入場は19:30まで)
4月21日:11時~16時(入場は15:45まで)
4月22日:11時~15時(入場は14:45まで)
*会場はラフォーレ原宿内(ラフォーレミュージアム原宿)
*入場料は無料



★オルタナS今月の人気記事★
第1位★★★・権利関係を超え手をつなぐキャラクターたち、三陸鉄道に貼られる
第2位★★・「年間360日練習」「年収は40億円」スーパースターの卒業文集
第3位★・「アートで食えるヤツを増やしたい」34歳、現代美術家の挑戦

オルタナS3月の人気TOP記事
「震災がきて救われた」中学生に言わせてしまう日本の現状。教育支援をする大学院生の想い

オルタナS2月の人気TOP記事
マイナビ広告に「気持ち悪い」「無個性の象徴」の声、ツイッター上で波紋広がる