野村総合研究所(NRI)は、大学生、留学生、高校生を対象にした「NRI学生小論文コンテスト2012」を開催する。これからの社会を担う若者に、日本や世界の未来に目を向け、考える機会を持ってもらうことを目的として、2006年から毎年開催している。このコンテストは、同社がCSR活動の重点テーマとして掲げている「次世代の社会を担う人づくり支援」の一環である。
特別審査委員を務めるジャーナリストの池上彰氏は、「残したくないものは何か。新たに創り出して伝えたいものは何か。それを考えることは、いまを見つめることにもなります。冷徹な分析と、温かい夢を期待しています」とコメントしている。
小論文コンテストは、大学生、留学生、高校生の3部門がある。文字数は、大学生の部と留学生の部が4500~5000字、高校生の部は2500~3000字。優秀者には最大50万円の賞金が与えられる。募集期間は、6月1日から9月18日まで。詳細はコンテストホームページで。(オルタナ編集部=吉田広子)