タイの北部にある家族経営の工場で、持続可能な竹、オーガニックコットンの糸、そして生物分解可能なプラスティック素材を使用して一本一本手作りされているエコな傘がある。

エコかつフェアトレードでおしゃれな傘


それは、ジョージオリバー(東京・港)が日本での販売代理店として今年2月から輸入・販売している米国ブランド「BRELLI」(ブレリ)の傘だ。

BRELLI は 2~5 年経つと土壌中で生物分解される素材で、第一号の傘が発表されたのは 2008 年。現在では、全米の高級サロン、ブティック、薬局 など 450 店舗、MOMA(ニューヨーク近代美術館) やスミソニアン博物館を含む世界中の博物館、50 カ所以上で販売されている。

日本でもオンラインショップだけでなく、ブティックや博物館のショップなどブレリのイメージに合うところに卸している。

ジョージオリバーのプレスリリースによると、「ブレリは分解される途中でバイオガスを発生させ、小枝や葉と同様に分解されるため、地球を傷つけるものは何も残りません。また、サングラスに似た技術を利用し、96%以上も紫外線を遮断する効果があるため、透明なデザインでも高い SPF(紫外線防御指数) を実現しました」という。

晴れ雨兼用で1本7350円(税込み)からと高価に見える。しかし、通常の傘は 5.4m/秒の風力で裏返しになるが、ブレリは風速 17m/秒以上の風でも裏返しにならず、壊れないという。一生モノとして愛用できるし、贈答品としても喜ばれるだろう。(今一生


●ブレリプレスリリース
http://www.go-g.jp/giftshow/pdf/brelli201202.pdf