ドイツのエネルギー政策に影響を与えたドキュメンタリー映画『第4の革命』が、6月16日から22日にかけて全国で上映される。

エネルギーシフトへの大切さを話すシュテフェン・シュトゥデニー氏(写真真ん中)


第4の革命は、2010年にドイツで公開され、13万人を動員した。世界10カ国を取材し、自然エネルギーの可能性を浮き彫りにしたドキュメンタリーである。今回の全国上映は、全国の中小企業経営者のネットワークからなる「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議(以下・エネ経)」が同映画の配給元であるユナイテッドピープルと恊働して行う。

エネ経の世話役代表である鈴木悌介さん(鈴廣かまぼこグループ代表取締役副社長)は「この機会に多くの経営者に見て頂きたい。ドイツの事例を知ってもらい、エネルギーを自分事として捉えてもらいたい」と話す。

同映画上映のスポンサーを務めるQセルズジャパン(キューセルズジャパン)代表取締役のシュテフェン・シュトゥデニーさん(39)は「映画(第4の革命)には大変共感している。我が社としても、日本のエネルギーシフトをサポートしていきたい」と応援する。

小田原市や彦根市、福島市や気仙沼市などでも上映が決定している。全国一斉上映ウィークでは、東北被災地への寄付金も募集している。集まった寄付金で東北被災地に自然エネルギーの発電設備が寄付される予定だ。(オルタナS副編集長=池田真隆)


第4の革命上映スケジュール