「僕はただ、両親と仲直りがしたくて、この映画を作ったのかもしれません」

                         (監督:豪田トモ)

 

友人、恋人、同僚、上司、後輩、そして兄弟姉妹と私たちは様々な人間と関わりながら日々の生活を送っています。それぞれの人間関係に悩む一方、喜ぶこともあり、私たちは成長することもできます。

 

そうした人間関係の中でも、複雑で、素直になることが難しく、そしてその大切さに気づくまでに長い時間がかかるのが、親との関係ではないでしょうか。

 

2010年に全国映画館で上映されて以降、市民上映会などにより異例の大ヒットを記録している映画「うまれる」。この映画では、子どもが産まれるまでの、そして産まれないまでの4組の夫婦の姿を通して、私たちと親との深いつながりを描き出しています。

 

あなたが生まれてくるその日まで、親は子どものことを考えては溢れんばかりの感情を抱いています。その思いは、私たちが生きる勇気につながります。しかしあなたが生まれた瞬間、親は親として生きるために、その感情をさらけ出すことは少なくなる。

 

普段見ることのできない親の気持ちを通して、私たち自身を見つめなおすきっかけになる映画「うまれる」を監督したのは、豪田トモさん。サラリーマン生活の後、大学時代から抱いていた映画監督になるという夢を果たし、そして映画公開と共に父親になりました。

 

そんな豪田さんの講演会つき上映会が以下の日程で豪田さんの出身地多摩市で行われます。子育て経験のある方はもちろん、親との関係に悩む方には是非見て頂きたい映画です。

 

2012年7月16日(月・祝)

1回目10:30~12:24 (10:00開場)ママさんタイム紙芝居+上映
2回目13:00~16:30 (12:45開場)バリアフリー上映+監督講演
(日本語字幕と音声ガイド付、手話通訳と要約筆記)
3回目17:00~18:44 (16:45開場)

※ママさんタイムでは、子連れOK。べビーカー&オムツ替え&授乳スペースを用意しています。

場所:多摩市立永山公民館5階ベルブホール[定員198名]
アクセス:小田急・京王永山駅 徒歩2分

主催:たえのは(多摩映画好き飲んで話そう会)

 

チケットは、各回前売り券1000円、当日券1200円(中学生以下無料)。お申込みは以下の「たえのは」ホームページから。
 
うまれる http://umareru.jp/
 
たえのは http://umareru.taenoha.com/