地域活性化プロジェクトに特化したクラウドファンディング「FAAVO(ファーボ)」が6月28日リリースした。メインターゲットを地方出身者とし、遠くにいながら地元を応援することができる。

自分のふるさとを想い、プロジェクトを応援する


第一弾として、宮崎県の取り組みを紹介している。宮崎は東日本大震災前に、口蹄疫や鳥インフルエンザで甚大な被害を受けていた。古事記編纂1300年を記念した宮崎の新しいアートフェス設立プロジェクトや学生団体が主体になった地域活性プロジェクトらが掲載されている。

掲載されているプロジェクトをソーシャルメディアで拡散するとFAAVO(ファーボ)ポイントが貯まる。ポイントが可視化されることで、どれだけその県に貢献しているのかわかる仕組みだ。

今後は毎月1から2県ほど紹介していき、年間で20県ほどの取り組みを紹介する予定である。同サイト内での流通総額5000万円を目指す。

同サイトを運営するサーチフィールド(東京・渋谷)取締役の齋藤隆太さん(27)は「次回は新潟の取り組みを夏頃に紹介する。ゲーミフィケーションの考え方で、ポイントを競い合って地域活性化を応援していきたい」と話す。(オルタナS副編集長=池田真隆)


FAAVO