「東北の未来のために何かしたい」という若者が集まり、それぞれが考案したプランを発表する「アショカ東北ユースベンチャーパネル発表会」が、8月4日5日に東京で開催される。

アショカは世界で2800人をアショカフェローとして認定している


主催はアショカ・ジャパン(東京・渋谷)。米国ワシントンDCに本部を置くアショカの東アジア最初の拠点として2011年に発足した。アショカは1981年以来、世界80カ国以上2800人のソーシャル・アントレプレナー(社会起業家)を「アショカ・フェロー」として認定し、生活費の援助や法律・マーケティングなどのサービス提供、他のフェローとの連携を行ってきた。

発表会当日は12歳から20歳の若者たち20組が「東北を変える活動プラン」を発表する。若者たちのプランをパネリストが審査し、承認されたチームには「アショカ東北ユースベンチャラー」として、プロジェクトの立ち上げ資金10万円(シードマネー)が与えられる。

パネリストを務めるのは、15歳で世界規模の社会起業「Girls-Helping-Girls」を立ち上げたセジャル・ハティ氏(イェール大学3年)をはじめ、ダイアログ・イン・ザ・ダークジャパン代表の金井真介氏や元ブータン首相フェロー御手洗瑞子氏など。

当日発表する20組は、「東北ユースベンチャーのワークショップに参加した300人」の中から具体的なアイディアを持ち1年間の運営をしていくと決めた若者である。宮城県気仙沼で10組、東京で10組が発表を予定している。(オルタナS副編集長=池田真隆)


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