クラウドファンディング「GREEN GIRL(グリーンガール)」を運営するワンモア(東京・駒場)は7日、自社で利用しているクラウドファンディングシステムのASP化を開始すると発表した。日本初のサービスとなる。

PCだけでなく、スマートフォンにも専用の画面で対応している。


「GREEN funding」としてクラウドファンディングの導入を希望する事業者に提供していく。8月末からこのサービスは開始される。クラウドファンディングのデザインは、導入した事業者が自由に作成できるようになっている。また、掲載するプロジェクトについてのコンサルティングなども受けることができる。

利用料金は、初期導入費用が50万円から。月額固定費はなしで、基本的には掲載したプロジェクトの成果報酬モデルとなる。現在は、「NYLON JAPAN」や「タイムアウト東京」など5社程度の導入が決まっている。2015年5月までに100社への導入を目指す。

ワンモアは2011年6月に設立され、女性クリエイターやアーティストを対象としたクラウドファンディングサービス「GREEN GIRL」を運営している。ワンモア代表の沼田健彦さん(31)は、「このサービスが反映することによって、今まで企業スポンサーに頼っていた形から脱却する。企業の支援から個人の支援に変わっていくはず」と話す。(オルタナS副編集長=池田真隆)


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