次世代の子どもたちのために、今後の福島について話し合う「ふくしま会議2012」が11月9日から11日にかけて、福島大学(福島・福島市)で開催される。3日間をかけて、「子どもたちの未来のために 未来の子どもたちのために」をテーマに考え合う。
初日にバスで原発20キロ圏内の小高地区や、飯館村などを巡り、残りの2日間で、具体的に何ができるのかを話し合う。
主催は、一般社団法人ふくしま会議。同イベントは昨年も開催され、今回で2回目である。昨年は、県内外からの多数のボランティアスタッフの協力を得て、述べ1190人の参加者が集まった。また、ユーストリームやツイッターなどで、イベント模様が約3万人以上に拡散された。
同イベントは来年以降も開催を予定しているため、毎年参加者の声を共有している。当日出された意見は、報告書にまとめられ、公開されるとともに関係機関に提出される予定だ。(オルタナS副編集長=池田真隆)
・ふくしま会議