このサービスは、本からの学びを登録することができる。また、自分の学びを繰り返し見直すことができるのはもちろん、他の人からも学ぶことができ、本からの学びを自分自身に定着させることが可能になる。

そもそも「Stick it」とは、あなたの学びを指した「it」と定着するという意味の「stick」を合わせて名付けられた。「読書」は、本からの学びを人生の糧とすることができてはじめて価値が生まれる、という強い思いがサービスの背景にある。

しかしながら、本を読んだこと自体に満足してしまっている人が多く、本からの学びを自分の人生に生かせていない状況が問題意識となっているというわけだ。

「時間とお金を投資が無駄になっている。」そんな状況を解決するためにこの「STICKIT」は生まれた。これまでの「インプット」中心で、学んだ気になっていた読書から、「アウトプット/他者からのインプット/見直し」という定着プロセスへのシフトを促すサービスだ。

他の人のインプットがタイムラインに流れてくる

 

使い方もシンプルで、「学びを登録する」からURLやワード検索し、アウトプットしたい本などを選び、学びのタイトルと内容を登録する流れとなっている。ここでポイントなのはURL検索できるということだ。つまり、本をメインの対象にしながらも、動画、ニュースなどあらゆるコンテンツからの学びも登録することができる。

「STICKIT」代表の西川氏によれば、リリース後2日間ですでに会員数が700人を越えてているという。一部有料のサービスではあるが、いま登録すれば1月31日まで無料で使えるという。いま読んでいる本のアウトプットを定着させるのに一度使ってみてはいかがだろうか。(オルタナS編集部員=佐藤慶一)

[STICKIT]
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