教育・貧困・虐待


学校給食で育った22歳のネパール人女性がエベレスト登頂--二ムドマ・シェルパ

ネパール人女性の登山家二ムドマ・シェルパさん(22)は、2008年に17歳の若さでエベレスト登頂を果たした。二ムドマさんはヒマラヤ渓谷のふもとにある小さな農村で生まれた。貧困で空腹に苦しんでいたが、「学校に行けば給食が食べられた」と話す。途上国では、空腹のまま登校する小学生が6600万人いるとされる。二ムドマさんから、学校給食の大切さを聞いた。

ほうっておけない想いで、児童養護施設への学習支援続ける 森山誉恵

児童養護施設に保護されている児童への学習支援を行うNPO3keys。創設したのは、2011年に史上最年少(社会貢献部門)で社会貢献者表彰賞を受賞した森山誉恵さん(24)。有名大学を卒業しながらも、一般企業へ就職するという道を選択せずに、NPO創設という決断をした森山さんに、その決断の背景を聞いた。(本文一部抜粋)

「国際協力とは何なのか」、青年海外協力隊が抱える葛藤--藤岡摩矢

子どもが未来を切り開いていく「きっかけ」でありたいーそう語るのは、青年海外協力隊としてコロンビアで活動する藤岡摩矢さん。コロンビア第二の都市メデジンのLa Escuela de Maestro(先生のための学校)にて、現地の先生に対する教育指導を行っている。先生たちはここで学んだことをそれぞれの学校へと持ち帰り、子どもたちにより良い影響を与えられるよう、日々取り組んでいる。(本文一部抜粋)

学生時代に設立 日本初のエイズ孤児支援に特化したNGO PLASとは--NGO PLAS 門田瑠衣子

学生時代に日本初のエイズ孤児支援に特化したNGO PLAS(プラス)を起ち上げた代表理事の門田瑠衣子氏に、設立までの経緯とエイズ孤児の実態について話を聞いた。(本文一部抜粋)

あなたはどう思う?ノルマがある学生団体——STUDY FOR TWO

ラオスの教育支援を行う学生社会起業団体STUDY FOR TWO(スタディフォートゥ−)は、全国の約35の大学に支部を持つ。総勢305人の大型学生組織である。しかし、学生組織でありながら、課せられたノルマを達成できないと支部長が強制的に交代させられるという厳しいルールを持っている。(本文一部抜粋)

厳しい情勢続くバングラデシュ 社会変革へ立ち上がる若者たち--三好大助

バングラディシュで若者による社会変革活動が起きつつある。その火付け役となるのが、同国名門のダッカ大学を卒業した4人の若者たち。平均年齢は22.5歳だ。「この国の現状を変えたい」という思いで今年3月、起業を決意した。(本文一部抜粋)

国籍認められない少数民族の声、「真実を言う権利ない」--カディサ(ロヒンギャ族)

ミャンマー西部ラカイン州で6月8日、イスラム教従と仏教従の衝突が起き、イスラム教従10人が死亡した。政府は同日、治安回復のため同地域に夜間外出禁止令を出した。衝突した仏教従はラカイン族でイスラム教従はロヒンギャ族。事件の発端は、同日に起きたラカイン族少女の強姦事件。ロヒンギャ族の仕業とされ、ラカイン族の暴行が発生した。しかし、犯人がロヒンギャ族という証拠はない。日本で暮らすロヒンギャ族のカディサ氏に話を聞いた。(本文一部抜粋)

ガーナで働く日本人〜世界中の子どもたちの明日が輝くように--国分敏子

アフリカ・ガーナには、現在では約350人の日本人が住んでいると言われている。私は約2ヶ月半のガーナ生活を通じて、多くの日本人と触れ合い、彼らのこの国に対する想いを伺った。読者の方々に、「想いをカタチにする日本人がガーナにいる。」ということを、純粋に知って欲しい。そんな想いでこの連載記事を始める事にした。連載インタビュー第一弾では、ガーナに約1年半滞在し、村の学校で子ども達にそろばん教室や、移動図書室を開き、教育に向き合い続ける1人の日本人女性、国分敏子さん(スプートニクインターナショナル)にインタビューを敢行した。(本文一部抜粋)

国家公務員1種合格の24歳、NPOへ就職後押しした言葉とは--安原健朗

東京大学大学院1年生時に国家公務員1種の採用試験に合格した安原健朗さん(24)が選択した進路は、NPOだった。安原さんは、大学院に入学した2010年5月から就職先であるNPO「Teach For JAPAN(ティーチフォージャパン・以下TFJ)」(東京・千代田)の立ち上げに関与。さらに、震災支援団体「Youth for 3.11(ユースフォー3・11)」を創設したメンバーの一人。同団体では、ボランティアがしたい学生と人手不足で悩む被災地支援団体とのマッチングを行い、延べ1000人以上の学生を被災地へ派遣した。(本文一部抜粋)

学生の国際協力の限界に挑む、学生国際協力団体FEST--倉田拓人

東南アジアの「自立」を支援する学生による国際協力団体FEST。今年3月からフィリピンの貧困街に住んでいる人々の自立を支援する活動を約5年の歳月をかけて実施する。同団体の設立者倉田拓人さん(日本大学法学部3年)は「今まで13の国際協力系団体に所属してきたが、どこに所属しても学生の国際協力には限界を感じていた」と語る。(本文一部抜粋)

ギャルママが高認取得へ出張指導、ファミレスや自宅など--西山洋美

中卒・高校中退という学歴ゆえに就職も進学もできず、貧困化する若者が増えている。そこで、高等学校卒業程度認定試験(高認)を取得できるよう、予備校や塾などが指導に当たっている。だが、塾などの教室では受講時間が限られ、既に就職や子育てをしている人には定期的に通いづらい。(本文一部抜粋)

足立区の落ちこぼれがバングラデシュで教育革命--税所篤快

偏差値28の落ちこぼれから早稲田大学に現役合格。これだけでもドラマチックだが税所篤快(さいしょあつよし)さんはさらに革命を起こす。それは、バングラデシュでの教育革命だ。(本文一部抜粋)

大阪市立大4年生 ホームレスと放置自転車問題を同時解決--川口加奈

大阪の2大問題、ホームレスと放置自転車を同時解決する事業を、大阪の大学生たちが始めた。NPOを設立し、自治体と協働して進めるこの事業に、新しい街おこしの期待が高まる。NPOホームドア代表理事の川口加奈さんに聞いた。(本文一部抜粋)

差別や偏見をなくしていきたい--小川光一

下北沢にある国際協力カフェINSTEP LIGHT(インステップライト)が8月に閉店する。去年の9月にオープンして1年間で国際協力や震災支援をする学生を中心に、350回以上のイベントがここで開催された。社会人・学生・フリーターなどカテゴライズを超えて様々な人同士が交流してきたが、それは店主である小川光一氏の願いでもあった。(本文一部抜粋)