――具体的にどういうことをしているのですか。

岡本:プロボノ希望者は事前にウェブサイトで登録を行います。社会貢献や広いネットワークづくりのために参加する人が多く、例えばウェブデザイナー、メーカー勤め、地方公務員などさまざまな職種の人が集まります。

その中から4~6人のチームを作り、プロジェクトを進めていきます。依頼があったNPOからどのような支援が必要かをヒアリングし、最終的にはウェブページやパンフレットなど、求められた成果物を提供します。

NPOは自分たちの活動を第3者の目線で客観的に見てもらえることにも、大きなメリットを感じているといいます。実際に、依頼を受けた団体のうち97%が満足しているのです。

――参加者のメリットは何でしょうか。

岡本:プロボノのメリットはNPO側だけでなく、参加した個人も得られるものが多いことです。チームメートは異業種で構成されるので、お互いの業界内の話を聞けることや、プロジェクトの進め方や言葉の使い方に新たな発見があるといいます。

チームとして支援を行うことで、行き詰まった時に助け合うことを実感できるのも大きなメリットです。また、仕事との両立をしていくなかで、時間にメリハリができたという参加者もいます。

活動に参加している家電製造業者は『仕事ではエンドユーザーの顔が見えないが、プロボノでは実際に相手の顔を見て進めることができる』と話します。

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