TFTの直訳は「二人のための食卓」。開発途上国では食糧不足の問題が起きている一方で、先進国では肥満が社会問題になっている。その二つの問題を解決する方法として、2007年10月にTFTプログラムが誕生した。
TFTプログラムは、導入した社員食堂や店舗で対象のヘルシーメニューを購入すると、代金のうち20円が寄付され、アフリカの子どもに給食1食分を送ることができる。
TFTプログラムは、誕生以来活動を広げて日本国内の約550の企業・団体で実施された。海外では、肥満問題が深刻なアメリカ、欧州やアジアで支部を設けて、本プログラムの取り組みを広めている。海外メディアはTFTの活動について「ユニークで分かりやすく、賛同したい仕組みだ」と取り上げているという。
■給食支援だけでなく、オレンジやトマトの栽培も