プログラムの支援先は、エチオピア、ウガンダ、タンザニア、ケニア、ルワンダの世界的にも飢餓状況が深刻な5カ国だ。TFTは、現地のNPO団体などと相談して、学校給食事業の支援を行っている。

TFTは現地のNPO団体と協力して、学校に畑を作り、乾燥に強く換金性の高いオレンジやトマトの栽培事業も行っている。収穫したオレンジやトマトは、学校給食で使われるだけでなく、売りに出して学校給食事業の運営資金になる。

小暮真久代表は「学校給食支援の輪は、多くの協力で確実に拡大しているが、それでもまだ支援の手が届いていない場所が多くあり、より一層活動を進める必要がある」と話した。

TFT活動報告会では、TFTプログラムに参加した積水化学工業、日本コカ・コーラ、西洋フード・コンパスグループ、日立ソリューションズ、電通が導入事例などについて講演した。

押し付けではなく、背中を押すのがCSR部の役割

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