‐‐関学大の動画を撮ることになったきっかけを教えてください。
中林:2011年に、関学大の広報担当の人から、大学の情報を対外的に発信していきたいという相談を受けたのが、きっかけでした。弊社配信の「ビックリ日本!」というインターネットを通じて海外におもしろい日本の姿を発信している動画コンテンツを見て、興味を持ってくれたそうです。
その際、通常の大学PV以外にも今後話題性のあるPR動画を作っていきたいというお話をいただきました。そして、今回関学大を含めた関西学院が創立125周年を迎えるにあたり、企画提案を行い、PR動画の制作を行う機会をいただきました。2012年11月から今年の2月にかけて計5回撮影を行い、のべ1000人もの学生や教職員の方々がエキストラとして協力してくれました。
‐‐今回のPVの見どころを教えてください。
中林:大学創立125周年を祝おうというスタンスで作られました。演出はCMディレクターが手がけ、オリジナルの楽曲を作曲家が作りました。1シーンで70名ぐらい集まればいいかなと思っていたシーンでも、150人をこえる人数が集まるなど、予想をはるかにこえる学生のみなさんが集まってくれました。
動画は、主人公の男子学生が、関学大に入学して、校内を歩いていくといろんな人にユニークな歓迎を受けるという非日常的な世界を描き、大学生活の楽しさを存分に表現しました。
今は取り壊しになった上ヶ原キャンパスの中央講堂や体育会の学生が使うグラウンド、聖和キャンパスにある絵本とおもちゃの部屋と呼ばれる教室や三田キャンパスの風景など、関学生でも行ったことのないスポットがたくさん出てきます。
関学生にも新たな発見の多いPVになると思います。口笛世界一に輝いた学生や、ミスキャンパスがさりげなく出演していたり、動画からのリンクでロケの様子や各クラブ紹介の映像も隠し動画としてちりばめられていたりしますので、そちらもぜひ楽しんでほしいと思います。