‐‐撮影によって関学生のイメージは変わりましたか。

中林:キリスト教主義の大学で上品な人が多いというイメージは撮影前も後も変わらないです。ただ、面白くて楽しい動画を撮れるだろうかという不安が撮影前はありました。

それだけに、撮影のとき、学生のみなさんがとても積極的に意見を言ってくれたことに驚きました。たとえば、アメリカンフットボール部の学生が「主人公の男の子が自分たちをはねのけるような動きにしてみれば、迫力が出て面白いのでは」とアイデアを出してくれたのが嬉しかったですね。他の大学の学生と比べて、愛校心の強い人が多い気もします。

‐‐海外にも動画を配信するそうですね。

中林:はい。国内だけでなく、海外にむけても配信します。ただ中国では、YouTubeを見ることができないので、優酷(ようく)と呼ばれる動画サイトの弊社チャンネルで公開します。

中国の大学は、「勉強」をするところなので、おしゃれなキャンパスの風景や部活動やサークル活動が盛んな様子見ると、すごく驚くだろうと思います。

弊社の中国人ディレクターが、関学大のキャンパスを訪れたときに、校舎が美しくて、テーマパークみたいだと言っていたくらいですから。日本の大学って面白そうだなと、海外の学生に思ってもらえたら嬉しいです。

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